2024年11月16日(土) 宮川用水蓑村操作所付近で見かけた気になるNTT電柱番号板[第一国道東幹15 右4 右5] (車、徒歩)
大仏山公園から蓑村までのぶらりの際、目的地である鳥墓神社に近い宮川用水 明星1号空気弁工にたどり着いた。
ここには、蓑村制水弁口と蓑村分水工、
さらに、こちら
蓑村操作所。宮川用水の施設が集中している。
ここまで電柱はあってもNTT電柱番号板は見られなかった。
操作所の隣に立つ電柱を見上げるとこちらのNTT電柱番号札を見かけた。
それは
[第一国道東幹15 右4 右5]
だった。
「第一国道」とは見慣れない言葉。
これは 一号国道 のことだろうか?
【参考】
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三重県に関係する国道の東海道と伊勢街道は、一号国道・二号国道とされました。「一号国道トハ東京市ヨリ神宮ニ達スル路線、二号路線トハ東京市ヨリ鹿児島県庁所在地ニ達スル路線」ということで、県内では一号国道は桑名郡長島村から神宮までの約二五里、二号国道は一号国道との重複を除き日永追分から鈴鹿郡坂下村までの約九里がその部分に当たるわけですが、日永追分から津や松阪を通り伊勢神宮に至る旧伊勢街道がそれから第二次大戦後まで一号国道でした。しかし、昭和二十七年に旧伊勢街道部分の一号国道は国道二三号と改定され、日永追分から鈴鹿峠への旧東海道に沿って国道一号が定められたのです。
【引用】 52 街道名と「道路法」|歴史の情報蔵|三重県 県史編さん班 より
隣りの電柱は[第一国道東幹15 右4 右4]だった。
しかし、県道37号の蓑村東交差点には「第一国道」ではなく
[蓑村支13 左5]だった。
旧伊勢街道が「一号国道」から「国道二三号」と改定されたのが1952年(昭和27年)、またNTTの前身である日本電信電話公社が郵政省の外郭団体として設立されたのが同じく昭和27年。
微妙な時期だが、NTT電柱番号板の「第一国道」は「一号国道」かもしれない。
まずは、[第一国道東幹15 右4 右4]を追いかけてみるしかない。